千代田区と港区はバブル期に業務用ビルが増えたあおりで住宅供給が停滞し、人口が減少した。

その反省から千代田区は1992年度に、大規模開発時に家族向け集合住宅の建設を求める制度を設け、2014年度までに累計7000戸以上の住宅ができた。人口は90年代半ばに底を打ち、5万人の大台を突破して増え続けている。

港区も同様の制度を設け、人口は最近10年で約2割増と拡大中だ。

だが、いずれも近年は住環境の整備が追い付かず、生活に不便といった声が上がっているため、住環境を改善する新制度を導入する。

千代田区は大規模開発の際にスーパーマーケットなどの生活関連施設の導入を事業者に求める。港区は保育所や高齢者住宅などの設置を促すよう住宅開発の要綱を改定する。

(参照:日本経済新聞 2016年6月30日)

東京都心のオフィスビルで働く人たち向けのイベントを企画する動きが大手不動産各社で広がっている。

東京駅付近に多くのビルを所有する三菱地所は丸の内地区で、昼休みにラジオ体操を呼びかける取り組みを始めた。これまで延べ1400人以上が参加している。

森ビルは入居企業の社員限定でフットサルやゴルフの大会を開催している。年々参加者が増え昨年のフットサル大会は48チーム、応援を含め約600人が参加した。

三井不動産はニンテンドー3DS用ゲームソフト「モンスターハンタークロス」を活用した「モンハン交流会」を初めて開く。新宿三井ビルのテナントでもあるカプコンが監修・協力し、同ビルで開催する。

三井のビルに限定した若手の異業種交流会「ビルコン」も盛況で、毎回100人以上が参加しているイベントになっている。

各社は立地や賃料などとは違ったビルの魅力を高めて、オフィス事業の収益安定につなげたい考え。

(参照:日本経済新聞 2016年6月28日)

太陽生命保険は都市部を中心にオフィスビルや福利厚生施設を300カ所程度所有しているが、高齢者施設に改装している。

高齢化で空室が目立っていた横浜市内の学生寮を10億円弱で改装し、今月上旬に有料老人ホームを開いた。ベネッセスタイルケアに運営を委託し、賃料収入を得る

来年3月には大阪府吹田市に有料老人ホームと賃貸マンションを組み合わせた物件を開設する。

年に1件のペースで物件の開発を進める方針で、投資利回りは3%程度が目安。

日銀のマイナス金利政策で運用利回りが厳しい状況で、老朽化や低稼働率の物件を活用し、収益力を向上させる狙いがある。

(参照:日本経済新聞 2016年6月27日)

改正風俗営業法が施行され、16歳未満の夜間入店が31年ぶりに認められる

ゲームセンターへは午後6時以降、保護者同伴という条件で16歳未満でも入店できるようになる。

31年前に比べて家族が休日を楽しむ商業施設内の店舗が増えている。だが、夜間になれば子連れの来店客を断ってきた。

改正に合わせて、ゲームセンター各社は夜間の来店客に無料券を配布したり、プレゼントが当たるキャンペーンに取り組む計画だ。

改正風営法では、来店客が踊りを楽しむ「クラブ」についても、店内が10ルクス超の明るさを保っていれば通常の飲食店と同じ扱いとなり24時間営業を認める

(参照:日本経済新聞 2016年6月23日)

積水ハウスは中長期型滞在ホテル「サービスアパートメント」の開発に参入する。

建設地は赤坂5丁目の再開発エリア、敷地は2245平方メートル、22階建て223室の高級物件で2020年春に開業する。レストランや会議施設を備え、24時間使えるフィットネスジムやビジネスサービス、ベビーシッターサービスも提供する予定。

運営はシンガポールの不動産大手フレイザーズグループが担う。同社が世界32カ所で展開する滞在型ホテルの最高級ブランド「フレイザーズスイート」の日本初物件となる。

総事業費は250億円程度とみられ、東京五輪で来日する外国人富裕層らを取り組む考え。

国内では少なかったサービスアパートメントも徐々に整備が進んでおり、三菱地所は世界大手のアスコットと組み、京都で最高級滞在型ホテルブランド「アスコット・ザ・レジデンス」を開業する。

(参照:日本経済新聞 2016年6月22日)

 | ホーム |  前のページ»»